ASJJF 第20回ドゥマウインターナショナル柔術チャンピオンシップ
【開催日時】2024年5月3日(金・祝)~4日(土・祝)
5月3日(金・祝) キッズ・ジュヴェナイル
5月4日(土・祝) アダルト・マスター
【開催場所】愛知県半田市・青山記念武道館
スプラッシュからはキッズに12名、一般に6名の選手が出場しました。
こちらの記事ではキッズの部のみ掲載し、一般は別記事にまとめます。
<キンダーガーテン>
◆山内 晴輝 選手
白帯 キンダーガーテン ルースター級 準優勝
自分から積極的にタックルを仕掛けていけたのは良かったですね。
もう少し頭で相手を押せると足が軽くなって倒しやすくなると思います。
タックルに入る時も頭を上げて入る練習をしていきましょう。
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<ユース>
◆秋山 澪央 選手
白帯 ユース ライトフェザー級 初戦敗退
相手に攻め込まれながらも最後に返して見せ場を作りました。
着実に強くなって、試合でも力が出てきていると思います。
立っている時の姿勢と足をしっかり上げるガードを身につけていきたいですね。
◆鈴木 一織 選手
白帯 ユース ライトフェザー級 初戦敗退
試合前にアドバイスした脇を差す動きができたのは良かったです!
腰を引いてしまうと投げられてしまうので、組んだ時は相手に腰をつけて攻めていきましょう。
◆兒玉 幹平 選手
灰帯 ユース ライトフェザー級 初戦敗退
しつこいタックルで先制したのはさすが!
相手に倒されてからははやめにガードに切り替えるのが大切です。ハーフガードで起き上がる練習をするのもタックル力を活かすのにいいかもしれませんね。
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<プレティーン>
◆兒玉 薪平 選手
灰帯 プレティーン ライトフェザー級 初戦敗退
練習していた頭の上に回られた時のガードに戻す動きはよく出来ていました。
担ぎにくることがわかっている相手に対応出来る両袖ガードや脇にフックするガードを練習しましょう。
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<ジュニアティーン>
◆木戸 光紀 選手
白帯 ジュニアティーン ライトフェザー級 初戦敗退
初戦から強豪との戦いで大変でしたね。試合の雰囲気は掴めたと思うので、次回の試合までに自分の得意な形を上、下それぞれで作れるように練習していきましょう。
◆木戸 侑紀 選手
白帯 ジュニアティーン ライトフェザー級 準優勝
初戦は思い切りの良いパスを決めることができました。準決勝も強敵相手に守る動きを見せられたのは良かったですね。腕十字を取られた時はしっかりと相手を潰して守りましょう。
◆鶴田 悠仁 選手
白帯 ジュニアティーン ミドル級 準優勝
デビュー戦にもかかわらず、勝った試合も負けた試合も教わったことをしっかりやろうとしていました。
強い相手に勝つにはまず守りなので、練習でも積極的に強い相手と戦って守る練習をしていきましょう。
◆小林 葉月 選手
女子灰帯 ジュニアティーン ライト級 準優勝
10点差をひっくり返したのにビックリ!
諦めずに頑張った結果ですね。
ガードが上手なので、攻める時にダメだと思ったらすぐに戻す事を意識すればそう簡単にはやられなくなりますよ。
◆曲 主真 選手
灰帯 ジュニアティーン ミドル級 準優勝
◆難波 朔 選手
黄帯 ジュニアティーン フェザー級 3位
安定感のある初戦、強敵相手にやれることはやった準決勝と今の実力では最高に近い力が出せたと思います。
強敵揃いのカテゴリーで勝つには練習量を増やすしかなさそうですね。
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<ティーン>
◆小林 秀誠 選手
灰帯 ティーン ミドル級 優勝
落ち着いたガードからスイープ、パス、二ーオンベリーと実力がついてきている証明をしてくれました。
ガード時の足の位置や、三角の極めなど細かいところを鍛えていきましょう。
2日に渡り行われた大会、1日目はキッズとジュヴェナイルでした。
(ジュヴェナイル結果は一般結果で報告します。)
ゴールデンウイークの後半初日ということもあり、渋滞に巻き込まれるなどひやひやする一面もありましたが、何とか全員無事試合をすることが出来ました。
保護者の皆様、ありがとうございました。
今回は3マットでの進行。朝から夕方までバラバラと出番がありました。
結果はそれぞれでしたが、今出来ることを頑張れたのではないでしょうか。
今回がデビュー戦の子や、おそらく今回が最後の子、ライバルの出場を知ってエントリーした子、本当にそれぞれ、この大会に出る意味が違ったりしますが、逆を考えれば対戦相手になる子たちもまた同じ。それぞれの思いでここに来ているのです。
頭一つ抜けているなと思った選手の先生に聞いてみたら、練習日数は週6~7、時には4部練習。そんな日々を送っているとのこと。
知識も精度も日々磨き、どんどんレベルアップしていく彼らをどう考えるか。
この競技に携わっている人間としては、子どもたちにも柔術家であってほしいと思うところですが、まずは小・中学生であり、その生活の中で「習い事」のひとつとして柔術をやっているという意識の子がほとんどなのだろうと思います。
頭の中は人それぞれなので、多くを求めることはありませんが、
会場でゲームで遊んでいるうちはその程度なのだろうと静観しています。
それでも自分と向き合い、どういう自分になりたいかを思い描くようになれば、次に出場する大会の結果はもしかしたら違ってくるかもしれませんね。
高学年にはこうあってほしいというのはありますが(もちろん園児さんであってもやる子は勝手にやりますが)、いくら私たちが動かそうとしても、向上する気持ちの芽生えていない子が大人からの言葉を受け取ることはないんですよね。
それでも私たちが小出しにしているヒントに気づいてくれる子が出てきてくれるはず。
誰か1人の心が動き出せば、渦に巻かれる子が出てくる。子ども同士の方が影響力ははるかに大きく、チーム全体の雰囲気が変わっていく。
それまで待ちます。